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育児放棄・虐待

ある母親が、自分の子どもをわざと家に閉じ込めたまま長期間家をあけ、残された子どもが餓死したというニュースが報道されました。この衝撃的なニュースに、多くの方がこの育児放棄という残酷な仕打ちをした母親に怒りを感じたものと思います。

世間の反応は、育児放棄をした母親を責めるものばかりでした。親としての責任を放り投げた母親は、責められても仕方がありません。けれども、同じような年頃の子どもを持つ母親からは「私にも気持ちが分かる」という同情的な意見もありました。

家庭の事情もあるかとは思いますが、本来子育ては夫婦で行うものであり、母親一人に押し付けられるものではありません。けれども依然として「子育ては母親の仕事」と、母親だけに子育てを押し付ける男性もいるのも事実です。そのような思い込みや押し付けが母親の心を辛くさせます。

また逃げ場のない状況から絶望的な気持ちになり、母親が鬱病のような状態になったり、また怒りを爆発させて弱い立場の子どもに暴力を振るうなど、無理な子育てが引き起こすひずみは、結果的に立場の弱い者にかかってきます。 育児放棄も虐待も、原因は同じ根っこから始まっていると思われます。母親以外の人間が育児に無関心で、母親も内にこもってしまい、弱音も吐けず、誰にも相談できないまま、子供には虐待やネグレスト(育児放棄)という形で接してしまう。

現在は個人の生活に踏み込むと、プライバシーの侵害と言われてしまう時代です。けれども子育てをしている家庭には、子供たちを守る意味でも、プライバシーの侵害にならない程度で周囲が協力していく姿勢を持つことが大切です。

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